大雨前に雨どいと側溝を掃除|自分でやっていい範囲は?

大雨前は雨どいと自宅敷地内の排水口を確認し、葉やごみを除きます。公道の側溝や高所作業へ無理に手を出さない範囲も整理します。

ちえコレ編集部読了目安 4分
大雨前に自宅玄関前の排水口の葉を取り除く女性

まず結論

自宅敷地内の排水口と雨どい出口に、葉、泥、ごみが重なっていないか確認します。

  • 自宅敷地内の排水口と雨どい出口に、葉、泥、ごみが重なっていないか確認します。
  • 脚立が必要な高所、電線の近く、歩道や道路上の蓋は自分で開けません。
  • 雨が強くなってから水の流れを見に外へ出ず、早めに安全な場所へ移動します。

自宅でできる排水確認と、自治体・管理会社・専門業者へ連絡すべき場面を分けて、雨が強くなる前に準備できます。

先に知っておきたいこと

大雨の予報を見てから、雨どいや排水口を掃除しようと思うことはあります。一方で、屋根へ上がる、公道の重い側溝蓋を持ち上げる、雨が始まってから水路へ近づくのは危険です。気象庁は、大雨の前に雨どいや排水溝の掃除を行うよう案内しています。

自宅の排水口をきれいにしても、周辺の排水設備や川の水位、地形によって浸水は起こります。掃除をしたことを避難しない理由にせず、自治体のハザードマップ、避難情報、気象情報を別に確認します。

ちえコレ編集部で確認

掃除は、大雨を防ぐ作業ではなく排水を妨げる要因を減らす作業です

気象庁の大雨・台風前の備えを、自宅敷地内、共用部分、公道、水路、高所に分け、自分で作業する範囲を整理しました。

排水口に表面の葉が一枚ないだけで安全とは限りません。周囲に飛び散っている葉やビニールが雨で集まる可能性も見ます。ただし、設備内部や公道は所有者・管理者へ連絡し、安全範囲を超えて作業しません。

自分でできる点検と、連絡する点検

比較項目対応注意点
玄関・ベランダの排水口表面の葉やごみを手袋で除く排水口の中へ手を入れない
地上から届く雨どい出口周辺の異物を除く破損や逆流は専門業者へ
マンション共用部管理会社へ状況を連絡勝手に蓋や部品を外さない
道路側溝・水路自治体の窓口へ場所を連絡雨中に近づかず蓋を開けない

今日からできる確認順

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    1. 天気が安定している時間に外周を見る

    強風や雨が始まる前に、玄関、ベランダ、庭、駐車場の排水口と雨どいの出口を地上から確認します。

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    2. 周囲の飛び散るごみも回収

    排水口の上だけでなく、周囲の落ち葉、袋、土を回収します。手袋とトングを使い、ガラス片や針のような異物は手でつかみません。

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    3. 破損・逆流・異音を記録

    雨どいの割れ、接合部の外れ、水が逆流した跡、雨のたびに出る異音があれば、安全な場所から写真と位置を記録します。

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    4. 管理者へ早めに連絡

    賃貸は管理会社・大家、マンション共用部は管理組合、公道は自治体の道路・下水窓口へ場所と状態を伝えます。

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    5. 掃除後も避難判断を別に確認

    気象庁の防災情報、自治体の避難情報、ハザードマップを確認します。排水口を掃除したことで浸水しないとは考えません。

雨どいの掃除で脚立を使うなら、台風前日では遅すぎることがあります

屋根近くの雨どいは、脚立からの転落、電線への接近、屋根材の破損といった危険があります。大雨予報が出てから急いで作業せず、平時の定期点検として専門業者へ依頼します。

排水口のにおいや虫を解決するために、強い薬剤を大量に流すと、設備材料と環境に影響する可能性があります。パイプ内の詰まりは見えないため、排水が悪い、水が戻る場合は設備業者へ相談します。

よくある質問

雨どいに高圧洗浄機を入れて掃除していいですか?

配管の接合部、劣化、詰まりの位置によっては破損や逆流の原因になります。取扱説明書と建物の管理条件を確認し、内部の詰まりは専門業者へ相談します。

市道の側溝にごみがある場合、取っていいですか?

車道に出る、重い蓋を開ける、水路に手を入れる作業はしません。自治体の道路または下水の窓口へ、位置と状態を連絡してください。

参考情報

さらに詳しく知りたい方へ、関連情報をまとめています。

  1. 自分で行う災害への備え気象庁
  2. 気象災害に備える福岡管区気象台

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